大型で強い台風6号は19日午後4時現在、高知県の足摺岬の東30キロを時速15キロで北北東に進んでいる。
高知県馬路村で、正午までの24時間雨量が観測史上最高の750ミリを記録するなど四国や近畿で激しい雨が降っており、20日の正午までの24時間雨量は、四国太平洋側、近畿南部で800ミリ、四国瀬戸内側で700ミリと予測される。
読売新聞のまとめでは19日正午現在、和歌山県田辺市で31世帯61人に避難指示、同県新宮市や高知県四万十市、徳島県神山町など3県6市町の計2118世帯4378人に避難勧告が出された。
この影響で、九州、四国の発着便を中心に日本航空(JAL)や全日空(ANA)、日本エアコミューターの計279便が欠航。
高速船やフェリーも九州や四国を中心に欠航が相次いだ。
鉄道はJR四国が正午から全線で運転を見合わせるなどし、新名神高速道路の甲賀土山インターチェンジ―草津ジャンクション間の上下線で通行止めとなった。
(2011年7月19日17時47分 読売新聞)
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